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瓢亭の料理の1 [伊勢 京都 2013]

ようやく料理になります(爆)

瓢亭1.png

最初は鯛のお造りとささげ(十六豆)の胡麻和え。

鯛はガラスの器でおおらかな雰囲気のある
なみなみになって水面を見るようで
縁の金が締めます。

個人的にはいきなり最初から刺身!?ってちょっとびっくりしたけれど
(刺身は私的に結構ご馳走なんでもっと流れが盛り上がりの時に出てくるのが好き)
(ちょっとためてくれた方が私が盛り上がる笑)
この鯛は本当に、本当に、美味しかった!!!

ちなみにお刺身は世界最高に鯛が好きです。
I LOVE 鯛?

この鯛がね、むっちりしているんだけれど
ぷりぷりとかブリブリって感じじゃなくてね、
力強くて噛んで?噛んで~?って言ってる。

縦に伸びる旨み。
思うんだけれどね、重よしさんで食べてもそうだけれど
本当に究極に高い、美味しいタイは
鯛の繊維がしっとりしててあんまりきった断面がツルツル過ぎない気がする。

もちろん切るという行為は繊維を裁ってるんだから
表面に繊維のセルが見えるのは当たり前なんだけれど
噛むとそこから口の中から
徐々に脳天までパワーで押されるような
圧倒的な、他の刺身を忘れそうなくらい
満たされるわ~?

やっぱり鯛が最高デス??
私の鯛歴、瓢亭の鯛はもしかしたら1位かも。。。。。

茶色いのは土佐醤油。

普通の醤油じゃないのにちょっとびっくりだけれどもしかしたらお茶事の時って生醤油使わないで
たとえば三杯酢のようなものをかけてお刺身いただくことが多いから
そういうことなのかな、とも思う。

元の醤油も
重よしの醤油、きぢ醤油よりちょっと濃い?のかな。
香りが全然違う。

となりのオレンジ色のはなんと「トマト醤油」!!!!!!!

トマトのコンソメ?
つまりトマトのエキスをポタポタ取って
少しの醤油とみりん?とで煮詰めたもの。

これが素晴らしく美味しい!
びつくり

うたちゃんに瓢亭のトマト醤油がスゴイんだよ、って言われた時、
うそーん(笑)なにそれ、トマト醤油(笑)って思ったけど
本当に美味しい!
すんませんでした(爆)

いわゆる醤油の醪?の香りが
鯛を邪魔するっていう事でトマト醤油開発されたらしいのだが、
鯛の甘さに寄り添ってふくよか!
ちょっととろっとしてるのね。
それも鯛のむっちりに絡みついて
口の中での味わいのスピードが長く仲良く続く…

正直、瓢亭で一番美味しかった、印象深い味でした。

鯛の甘さとボリューム感を包んで
さらにパワーアップって感じ。

しかもトマトのせいか、穂紫蘇と食べると
妙にバジリコのように紫蘇が甘い香りになる(笑)
面白かったデス。

ちなみにきぢ醤油は普通醤油と違って
醪や麹の香りはかなり少なく、
むしろ八角やバニラのような薄紫色の香り。
すぅーっとした静かな、高貴な香りで
鯛の静けさに寄り添います。
紳士って感じの味です。

醤油一つとっても求める味わいの違いは
地方の違いもあるのかも知れないな、と思いました。


そしてささげの胡麻和え。
器は葉っぱの舟の深いの、みたいな水色が
黒とインゲンで涼しいです。

基本的に黒胡麻和えが結構キライな私。

黒はコクがありすぎて甘くて
インゲンの邪魔をしていると常日頃から思ってたので、
ちょっと引き気味で食べたら
山椒!
柑橘?
どちらもそこはかとなく香る位。

締まる!
黒の分量も多すぎず、甘すぎず、
いんげんらしさや私の好きなきゅろきゅろが残って
香りが楽しさを呼んできて大変結構でした[ムード]



ふう、やっと一皿か。。。
長い。。

タグ:瓢亭 ぐじ
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inacyan

トマト醤油ですか?想像ができません(^_^;)
でも、絵からも旨さが伝わりますね
by inacyan (2013-09-05 21:39) 

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