SSブログ

真剣に、でも身体の力をぬいて [大切にしたいもの]

まだ読み途中なんだけど
この本。
image.jpg


「茶碗と茶室 茶の湯に未来はあるのか」
川瀬敏郎と楽吉左衛門の対談部分が面白い。

川瀬敏郎の

近代の工芸作家に見られる切実さ、誠実さは
言いかえれば「哀れさ」。

近代の陶芸家で使っていて楽なのは
北大路魯山人くらい。
何も考えていないから。思想がないからね。
好き嫌いを別にして、疲れない。

という部分がとても面白かったです。


料理もね、なんか自分が、自分が、になっちゃうと
なんだか食べてて面白くない。

こうこうこうで、こうこうこうなんです!って言われすぎると
逆にげんなりする。
楽しくない。

自分で自分らしさを決めてしまわないで
そもそももう死んでもいないのに 「かたち」を決めようなんてどだい無理な話だとおもうのだが
もっともっとその日、その瞬間で悩んで
どうにかしていく事でしか

成長などできないのではないかしらん。

料理もそれでいいと思うの。


料理の歴史はおかあちゃん全盛期のときもあった。

メール(おばちゃん)の時代だ。

女性で始めて三ツ星をとった
ウージェニー・ブラジィエ。
image.jpg



この時代はメールと呼ばれる女性シェフの全盛期。
ポール・ボキューズだってアラン・パッサールだって
みんなこのおかあちゃん達に育てられた。

今あるものと、今食べる人と、
リラックスして
その中で一緒に自然への賛歌をうたおう。

そういう料理があったっていいじゃない、って
やりたい放題を肯定(爆)して
今週も参ります(笑)

どうも、すみません(笑)
タグ:女性シェフ
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。