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勝沼酒造レストラン風 [山梨勝沼酒造の旅2015]

さてさて、山梨のたびの続きデス。

試飲たくさんさせて頂いたあと、
勝沼酒造のレストラン風へ。
http://www.katsunuma-winery.com/kaze/

素敵なつくりで天井高くここでも
松本民芸家具がたくさん使われています。

のんびりするのにとってもいいところ。。。

ここはもちろんローストビーフが有名ですが
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其の美味しさについてはのちほど語るとして

乾杯はアルガブランドのブリリャンテ、
ブリリャンテ.png

スパークリングでさっぱりです!


やっぱり試飲ってちゃんとやると
舌が疲れるよね。。。。

もちろん寝不足もあったので
ちゃんとペッて出しましたが

同じ作り手の同じ葡萄の飲み比べは
非常に集中したので
脳がぼうっとしてました。

が、しゅわしゅわでスッキリ!
さぁご飯デス!

前菜はメジマグロのカルパッチョとサラダ。

そしてその次に出てきたスープが絶品!!!!!
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おいしくってものすごい勢いで飲み干した。。。(笑)

鶏系の出しに野菜の軽さもたくさん感じるブイヨンです。
其の上に生のしいたけの薄切り。。。。

これが温かいスープの余熱でほんのり半生。。。
ほんとおいしい。

椎茸ってかおりのすごく強いし、
旨味も濃いけど個性もはっきりしているから

なにをやっても椎茸味になっちゃうのよね。

そこがいいとこなんだけど
どうしても洗練されない感じがなくもない。

だから私はあえて椎茸はその個性全面に出すように
焼き椎茸にライムあわせたりすることが多いけど・・・

これは今まで飲んだ椎茸入りスープの比じゃないくらい本当===に!
おいしかった~~~~~

するするとはいってきて
品のよい香りと旨味。

しつこく椎茸椎茸してないのに
椎茸!ステキすぎる~~

今度ちょっと真似っこしてみようとおもいました。

そしていよいよメインのローストビーフです。
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基本霜降り牛が好きでないワタクシ。

アンドローストビーフもさして好きでないので
一年に一回も食べませんが

これはおいしい!!

まずシェフが塊の最初に焼き付けた面だけを
うす~く切ってペラペラカリカリの表面だけを食べさせてくれるんです。 ただしローストビーフは大きいので これは塊の最初にあたった人だけだそうデス。

肉の焼けてたんぱく質がメイラーノ反応を起こし、
高温で霜降りを焼き付けたために

牛の脂が自分自身をカリカリに焼付け
旨味のかたまり~~~!

ヨーロッパの肉焼きは
この焼けたたんぱく質の旨味にありますが

あくまでもその焼けた表面と
肉は一緒に食べるのが普通デス。

そこだけ食べるなんて考えもしなかった!
(今度やってみよう・・・・心のノートにメモメモ)


そしていよいよ本体、ローストされた霜降り君の登場デス。
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有賀さんに食べ方を伝授していただきました。

非常にうすくスライスしてあるので
これをまず一口で入る分くらいにカットして

わさびとレホールをふわふわに混ぜたものを
かなりたっぷり、そうとうたっぷり目に
はさんでちょ~っぴり甘めの醤油につけていただきます。

霜降りの脂とふわふわのレホールが
わさびの刺激を驚くほど軽減。

むしろたっぷりのほうが霜降り牛のあまさが引き立ちます!

おばちゃん赤身好きだから
霜降りなんてすき焼きが一番だと思っていたけど
これも驚きだわ~(心のノートにメモメモ)

もうすこし赤身のほうはピンクペッパーでクレソンはさんで。

クレソンの噛む感じとピンクペッパーの噛む感じも
よござんす。

これにあわせてピッパのくみわわせもヨカヨカ!
ピッパ.png


牛の甘さにむしろ赤ワインよりぴったり。

結構二枚でお腹いっぱいになって
フルーツのブランマンジェ食べて

甘口の甲州飲んで
まったり・・・・。

コーヒーもよござんした。。
マイセン素敵・・・。

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とまぁ、飲んで食べて飲んで・・・・
というお昼ご飯まででした(笑)

まだまだ飲み食いします((爆))
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アルガブランド素敵エチケットと試飲 [山梨勝沼酒造の旅2015]

山梨ワインのたびのつづきです。

勝沼酒造さんで試飲させてもらうと
こんな素敵なエチケットのカードがいただけます。
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中にワインごとのこういうカードになってマス。
クラレーザ.png


エチケットとかのデザインはポルトガルで何十年も
芸術家として活躍してらっしゃる
日本人の方にお願いして書いていただいてぬんですって。

本当にすてき・・・なのにお名前失念←おばか

エチケットの読み方も素敵デス。
ロゴ読み方.png


さて、勝沼酒造の座敷で試飲したのは
まずクラレーザ。
クラレーザ.png


一番軽くてさっぱり。
日本のお父さん方が好きそうなスッキリさっぱりデス。



日本古来の葡萄品種である甲州は
他のワイン用葡萄に比べて
圧倒的に糖が少なく、

加糖しないとワインになれません。

もちろん糖があれば醗酵しますが
葡萄のエキスは弱いわけです。

そこが日本のワインの弱さだったわけですが
それを解決するために
勝沼酒造では葡萄の絞り汁を凍らせて
水分を取った濃縮の葡萄汁を加えることで

加糖しないでもワインを醸造する、と言う方法も取っています。

そして平たく言えば
濃縮液を造ると言うことは、ワイン一本に対して
必然的に葡萄使用量が多くなります。

コスト問題が浮上するわけですね~
そりゃそうだ。

写真がないけどヴェント、風というなのワインもいただきました。
さわやかな繊細なタイプデス。


こちらは加糖ではなく濃縮液で作ったピッパ。
ピッパ.png

クラレーザに比べるとぐっととろみさえ感じます。


其の次がボシケ。林という意味です。
左の青いほうデス。
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このときの試飲ではこのワインが一番印象的でした。

葡萄が頑張らないと根が張れない
石の層の畑デス。

この石の層というのがとても重要で
ヨーロッパに比べて山と海が近く
栄養豊富な土壌に加えて湿度の高い日本。

野菜が頑張らなくても育つことが出来てしまうのです。

あえて育ちにくい石の層の上の葡萄と言うのは
その葡萄の努力分だけ、
つよいおいしい葡萄ができるのです。

これはうちで取っているノマドさんの野菜も
降水量の最も少ない地域のひとつで
育てている理由でもあります。

果実みがふわっとかおり
エキスの丁寧さ、やわらかい余韻がキレイです。

なんで2本買ったんです。

あとはこちら。
イセハラ
イセハラ.png


より古いものと2本飲ませていただきました。

イセハラはその土地の名前。
畑の名前デス。

小石のおおい畑はより頑張らねばならず、
よりおいしい葡萄が育つわけデス。


日本の初期の葡萄作りに置いては
とにかく生産することが目的だったので

いい畑の葡萄も、そうじゃないはたけの葡萄も
全部一緒くたにワインにされていたわけですが

特に優良な造り手は
ヨーロッパではむかしから畑ごとに醸造されています。

それに習って特別な畑だけのワインを作られた、ということですが
葡萄の収穫時期なんて
どの畑も割りといっぺんにおとづれるのに

そんなに何個もあるわけではない
葡萄をしぼったりワイン製造に使われる機械を
細かく使用することはとても作業効率の悪い、
大変なことなんです。

それでもおじい様の代からのワインを
より美味しくしよう、という気持ちの詰まったワインでした。

より古いビンテージのワインのほうが
葡萄の果実みがしっかり感じられて

旨味も増しているようでした。


ていねいな仕事だからだと思いました。

さて、旅の続きはお昼ご飯になります。ネ
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山梨の葡萄の歴史と有賀さんち [山梨勝沼酒造の旅2015]

山梨の葡萄の歴史は古く
718年高僧 行基が薬としてもたらしたものと言われています。
Gyouki_1.jpg


ちなみに塩山にある大善寺には
薬師如来が葡萄持ってマス
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有賀さんにはすてきな葡萄を持つ僧の 絵を見せていただいたのだけれど探しきれず・・・・

この山梨の葡萄、甲州種。
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葡萄の系列はヨーロッパ系品種、
つまりカベルネとかサンジョベーゼとかワインになる系の品種または

アメリカ系品種、
生食系のナイアガラとかに分かれますが

甲州種はDNA鑑定すると
70%以上がヨーロッパ系品種で
残りが中国系のとげとげのあるタイプが混じって
日本へ来たようです。

中国系品種がすこし混じっているおかげで
湿度の高い日本でも栽培できたのではないかとおっしゃっていました。

でも時間がなかったので大善寺はくるまで通り過ぎる・・・(笑) 次回はゆっくり見たいな

有賀家は製糸事業もなさっていたそうですが
日本のワイン事業創世期、
有賀さんのおじいちゃまから
ワインを造っていらっしゃったそうです。

当時のワインのタンク。
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琺瑯でできていて外に置いてあるし
周りにある水道管から
水を流して温度管理をするという

なかなか厳しい条件の下だったようデス。

タンクのわきのテラス。
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ずっと広がる葡萄畑。
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出来ればここでランチなど取りながら
ぐだぐだしたい。。。
焦げるだろうけど、私が(笑)

なので中で試飲させていただきました。
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畳の上の民芸家具。
こういうのすっごく好きな組合せなんだよね~

大きくはないけど品のいいお庭。
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火鉢。
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火鉢本気で欲しいんだよね~
できればこういう長火鉢。
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これでお燗呑みたい。。。
あと焼き茄子。。。
茄子どれだけ好きなんだ(爆)

庭にある鬼瓦には有賀家の名前が。
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いいなぁ~いいなぁ~
ボクもこういうおうちに住みたい。

で畳から土間を望むとこんな感じ。
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この畳と土間のテーブルの高さ、
視線の高さが同じなのがいい!

ああほんとにこういうおうち住みたい。
住みたい。住みたいなぁ。


さぁワインの試飲についてはまた明日。
いただいたすごく素敵なエチケット忘れてきちゃったからね。


今日はノマドさんの野菜くるはずなんだけどまだこない~~~!!!!!
心配だ==!!
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山梨プチ旅行 [山梨勝沼酒造の旅2015]

先日山梨へプチ旅行へ行ってきました。

プチ旅行というよりは
肝トレと胃拡張への挑戦(爆)

千歳烏山からは京王線で高尾まで出て、
甲斐路で塩山駅へ
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高尾駅のホームはちょっとジェノバのホームを思い出すたたずまい。
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こののんびりサ加減とホームの低さ、色がよく似てる。
ただしジェノヴァのホームには
「線路を歩いて他のホームに行くの禁止!!電車が来ます!」
と書いてありましたが(笑) でもみんな線路歩いて隣のホームに行ってたけど(爆)

朝早起きのワタクシにはまぶしい塩山駅。。。
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ツバメの団地がすごいことになってマス。。
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みんなと合流してお迎えに
勝沼酒造の有賀さんに来ていただいて
まずは山の中腹へ。
ちなみに有賀さんは世界のケン・ワタナベに似ていマス ネットニュースとかでトニーショーの渡辺謙を見るたびに 有賀さんにしか見えない(笑)となんだか不思議気分になりました(笑)

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なだらかな葡萄や他の果物の畑が続く甲府盆地。

日照時間が長くなだらかな傾斜が水はけのよさを生み、
山から吹く風が害虫や、不必要な湿度から果物を守ります。

千年も昔からブドウ栽培をしてきた土地。
この土地を選んだのはそういう条件の下にあるからでしょう。

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目の前から下までずっとブドウ畑です。

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七竈・・・・?? こういうときすぐ七竈のリキュールっておいしいよね~とか アルザスのそれが美味しかったな~とか考えるところが愚か者です(笑)

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この美しい景観を守りたいんだと
有賀さんは熱くおっしゃっていました。

そして勝沼酒造にて試飲。
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素敵なおうち。

入って左の蔵は昔有賀家の樽を置いてあったところを
昔のようにディスプレイしているそうです。
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いたずらするとここへ閉じ込められたとか(笑)

蔵の二階ではスクリーンで山梨のワインの歴史と
勝沼酒造のワイン作りについて
有賀さんから情熱ほとばしるお話を聞かせていただきました。
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有賀家で使われていた松本民芸家具。

ふつうの椅子やテーブルより、
日本家屋の高さに合わせて低く
椅子もすこし広めにつくってあります。

背の低いワタシとしてはこの高さがとっても座りやすい。

さて、
山梨の葡萄の歴史・・・を書く時間がなくなってしまったので
まだ次回。

明日はお昼頃築地いってきマス!
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