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で、昨日の続き、mentre amor formenti [musica音楽]

メススタージオのオリンピアーデというオペラ
本当に何人もの人が曲をつけています。

時代的にはヘンデルとおんなじかちょっと後くらい。

ちなみに
ヨハン・アドルフォ・ハッセJohann Adolf Hasse の同じ曲です。


歌詞はやっぱり
Mentre dormi amor fomenti
il piacer de’ sonni tuoi
con l’idea del mio piacer.
あなたが眠っているあいだに 愛があなたの夢という幸せを育てる
私の幸せとともに

Abbia il rio passi più lenti;
e sospenda i moti suoi
ogni zeffiro leggier.
小さい運河(ベネチアをイメージして~)は緩やかに流れ
そして 優しい風が吹くごとに あなたの動き(体なのか?気持ちなのかわからん)を 停滞させる。。。。

変な訳でごめんなさい。。。(汗)

ハッセのこの曲は優雅さの中に
三拍子の心躍るリズムに
歌に寄り添う小鳥ちゃんのようなフルートがとても可愛いです。


ヴィヴァルディはこんなかんじ。


いかにもヴィヴァルディ(笑)
この低音を4拍子で刻んだり
バイオリン族のタ~~ラリラリラン♪なとこととか
ンッタッタリランなところとか(笑)
    ↑↑
四季でもあるよね。これは冬ですが。


ヴィヴァルディは楽譜がすっきりして無駄がなく、
優雅なのに明快なところが素晴らしいです。

それでいてこう、情景がひらけるような
清々しさがあります。




で、ペルゴレージはどうなのよ?って話なんだけれど。



p ピアノ、小さい音量から始まり、
低音を刻みつつも最初のヴァイオリンのオクターブを超える跳躍と
優しい風が吹き、心浮き立つようなオーボエ。
mentre1.jpg


それを繰り返すような歌の跳躍も心躍り、広がるように
甘くゆっくりまた下降してくる。
mentre2.jpg



すこしづつちいなさジャンプや装飾音符が
楽しくてしょうがないような若々しさを呼んできます。

短調のところも愛に悩みながらも
透明さを失わず、刻んでいた低音も倍の長さになり、
mentre3.jpg

静かさと悩みの中にしなやかな若さが最初のテーマへと連れて行ってくれます。


個人的にヘ長調には抜けるような楽しさと美しさ、
なのにどこか刹那を感じます。

すごく楽しくて優しいのに

・・・・・なんていうか、そうだなぁ。

上手に暗くなれない、そういう優しいさみしさ、のような
が、出せなかった、みたい。


そこが惹かれるのかもしれません。
いい曲です。



にしてもこの跳躍や装飾音符の細かい移動、
音程も音符も大変難しい曲でしょう。

でも弾いてる方もきっと楽しい美しい曲ですよね!



さて、・・・・・・・・
この激しく堅い文章を
イタリア語にすんのか。


ふぅぅぅ。。
きっついなぁ。。。。

イタリア語の時は最初に結論言ったほうがいいのかなぁ・・・・?
ううむ。
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