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来週末おトリュフ祭り始めます! [食材ちゃん]

11月半ば!!気が付いたらこんな時期!!!
あっちゅまですね!

来週金曜日以降えーとだから20日からおトリュフ祭りします!
さっき電話で注文しました!!
写真は前回のもの。
今年もご自身でかけていただきます!!
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1gから量り売りです。
まだ来週にならないと値段は決められないですが
今年は1g¥700位になると思います!!

ちなみに1gって皿が見えなくなるくらい大量に削るとそんな感じです(笑)
安心して削ってください(爆)


これに会わせて無双網の天然鴨くんも注文しました!
お素敵なメニューをご用意します!

脳みそが昇天する(笑)白トリュフをお楽しみ下さい[黒ハート]
コレに会わせておトリュフモンブランも仕込みますよ~

ごよやくおまちしておりますマス[黒ハート]
03-5313-3339
info@non-troppo.tokyo


さてさて、
今日はにゃかにゃかいい買い物でした。

とりあえずひげダラの写真。
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うつくしす。
塩してちょっとほして、

今日はキャベツとじゃがとパンチェッタでスープにします。

あったかいお湿りの日デスが明日からまた冷え込みそうだしね。
朝の電車乗るときは今はもう真っ暗デス。
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明日くらいから冷え込みそうですね~

あったかご飯を用意してお待ちしておりまする☆
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冬の雨。。 [のんとろっぽ]

世田谷のチベット、のんとろっぽのある千歳烏山は
今日はしとしと雨デス。。
寒いですね。。
秋から冬へとむかうようです。

今日は寒いから突き出しはノマドさんのいろいろ蕪や大根、人参と
かぼちゃを足してバターでゆるりと煮込んでスープにしましょう。
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いろんな大根や蕪君たち・・・。
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ノマドさんのある長者原ではもう霜が降りたそうです。
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ほっこりしますか・・・・。
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栗にくるみに。。。 [のんとろっぽ]

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栗を剥いて、くるみを剥いて。。。

鹿はハンバーグに

ブロッコリーは蒸してフランに
ヨーグルトソース

そんな感じでやってます
終わらない。。

桂歌丸を聞きにいく 紀伊国屋寄席第610回 [大切にしたいもの]

先月紀伊国屋寄席に行ってきました。
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プログラムは

強情灸  桂竹千代 そば清  桂歌助 百川   春風亭小柳枝

仲入り

俗曲   桧山うめ吉 紺屋高尾 桂歌丸
でした。


強情灸はあついけれどその分効くという評判のお灸屋さんにいって
つよがってたくさんのお灸をしてもらう話デス。
桂竹千代さんはどうもお笑い出身の方のようですが
個人的には笑いをご自身で楽しんでらっしゃるようなのが非常に好感を持ちました。

まじめすぎるのはどうも、苦手で・・・。

そば清はたくさん蕎麦食べれたらお金をくれると言うので
無理して何十枚も食べて、苦しくて苦しくやめときなさいといわれても
食べて、蛇が人を丸呑みして苦しいときに飲んですっきりするという秘薬をのんだら
おなかのものではなく自分自身、人間が消えてしまって蕎麦が服着てら、という話デス。
個人的にはうどんっぽい食べ方だな、と思いましたが
苦しくてもテンポよく食べるところがコレの見所でもあるのでなかなかでした。

百川は春風亭小柳枝。四谷生まれの新宿育ち、見た目もまったく
江戸の旦那さんって雰囲気の方ではまり役でした。
この百川って話は江戸の大店の料理屋の「百川」での話。
新しく手伝いに来た奉公人の酷い訛りで勘違い、珍事が起きる、というお話。
個人的にはなかなか難しい話だと思うのですが
小柳枝さんは大店の旦那、訛りの酷い奉公人、魚河岸の血気盛んな若い衆と、
見事な演じっぷりで東京の大店の旦那さんの雰囲気とかもう、ほんとういい感じでした。
ご本人も東京のお父さんだもんね(笑)

それからこの日は俗曲、うめ吉さんも始めてどどいつとか聞いたけど
ほんとよかった。お父さん方なら一杯引っ掛けながら聞きたかったでしょうね。
恋の歌あり、落語の歌あり、で三味線って調弦どんどん変えながらいろいろ歌うのにもビックリ。
器用デス。
あとはお座敷あそびのときやるかぼちゃとナスの喧嘩の踊りもかわいらしく洒落てて素敵でした。
こんな感じです[黒ハート]

いいなぁ、こんなおねえさんと飲みたいものデス。

それからとりは紺屋高尾歌丸さん。
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どれだけおじいちゃんなのかと心配したけど
やはり高座に立てばまぶしい雰囲気とよく通る素晴らしい声。

おじいちゃんだけどぴかぴかに光る筋が
観客一人ひとりに届いたと思います。

だいぶお痩せになって、まぁもともと痩せてらっしゃるけれど
でもこの前のうめ吉さんのことなんかかまってらして
「女の人というものはいいですな~お化粧してきれいな着物着て、
あれでわたしとひとつしか年がかわんないってんですから、
女の人ってのは得なもんです。」
もちろんうめ吉さんはそんなおばあちゃんじゃございませんよ(笑)
ずいぶんかわいがってらっしゃるのだなと思いました。

紺屋高尾の話は紺屋の若い衆、久蔵さんが花魁道中で見た「高尾」におかぼれしてしまい
3年かけてお金をためておだいじんの振りをして高尾に会いに行くが
「裏(次)はいつになりんしか?」と聞かれると
もう3年は会えないですと洗いざらいしゃべってしまうが、
そのまじめさに高尾は年季が明けたら久蔵のところへお嫁に来ると約束し、
実際年季が明けた朝、紺屋の久蔵のところにお嫁にきて店は繁盛、大万々歳という人情話デス。

歌丸師匠のあいかわらずの朗々とした、ゆっくりはっきり文節を間を取る話し方。
まくらでの「どなたさまにも想い出と言うものがおありになるでしょうが・・・」から
すこし懐かしむような感じもひとつひとつ噛み締めるように、キラキラとした、
素敵な話でした。見にいけてよかった。

こういうウタマルさんのほっこり話は大変よろしいです。

「ほんとうは、この夜のところをじーっくりお話したいんですが、
新宿区と言うのはこういうことに関して警察が厳しいものでして・・・・」

「歴代の高尾というのは、代々悲劇の最後をむかえると言うことで有名らしいですが、
私の知る限り、もっとも悲劇の最後だったのは山田 たかおという
座布団をはこぶだけの仕事をしたたかおでございます。」


もっかいくらい聞きにいけるといいなぁ。

今11月1 日で16周年。明日は営業します。 [のんとろっぽ]

はやいもので15周年から一年、
今日でのんとろっぽ16周年デス。

あっちゅう間ですね~

本日も変わらず営業いたしております。 この連休は変則で明日2日月曜日も営業、 翌火曜日3日お休みさせていただきます。

相変わらずの店の準備風景。
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この間に千歳烏山の駅前も変わったし、
料理もより自由になってきた気がします。

ご挨拶用にと写真・・・・・
そして
どうしても自撮りが上手になれないまま(爆)
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頑張ってとってみました。。。

17年目もよろしくお願いいたします。

のんとろっぽ
吉川 由桂


あ~やっぱり写真だめだね~
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フィレンツェの想い出・・のトリッパ(笑) [料理]

先日のフィレンツェで行った老舗トラットリア(食堂)、ソスタンツァ。
本質とかそういう意味デス。
かっちょいい・・・・。


そこは今でも炭だけで調理しています。

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10年以上前に購入した愛読書、トスカーナの食卓。
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もちろんこれにもソスタンツァは載っています。
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ソスタンツァのトリッパおいしかった~~~
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。。。。というわけでのんとろっぽでも
ソスタンツァ風トリッパ。
写真はごく小さいサイズで前菜感覚で食べられるようにしたちいさいずです。
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ふつうのトスカーナ風よりセロリ多目で繊細ですっきり、
炭で煮込むようにのんびりとろ~~~~り煮込みました。

素晴らしい。。。

フィレンツェに行った気分になってね[黒ハート]
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オススメのメニュー [食材ちゃん]

蝦夷豚☆
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うつくしす。
芋はノマドさんの。

ベタだけどいいよね

野菜のクスクス仕立て 芝海老も入ってます。
クスクス仕立てだからね、クスクス=小麦粉じゃないのよ。
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オーダー入ってから頑張って切りそろえるからおいしいの。

ほっこりノマドパスタ
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甘いのね、甘いの。
香りが素晴らしい。

ショートパスタでオイル系でもおいしいよ[黒ハート]

あとマデラでマリネして干したマナガツオもおいしおす[黒ハート]
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2015.10.15ワルター・ファン・ハウヴェとせいこ先生、ダニエレ先生のコンサート(後半) [flauto dolceリコーダー]

さてさて、先生方のコンサート後半デス。
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前半の興奮冷めやらぬまま休憩。
とりあえず混む前にトイレに行き、クールダウンです。

休憩を挟んだあとでも静かな集中が続いたまま
後半はドルネルの3声のソナタから。

フランス風のソナタの中にイタリア風の作曲がなされた曲です。
たりらん♪たりらん♪と繰り返される三本の美しさがたまりません。


このつぎはフランス・ブリュッヘン(ファン・ハウヴェ先生の先生)のために書かれた
ベリオのジェステぃ(ジェスチャー)です。

この現代曲は古典派、ロマン派のあたりから忘れ去られた楽器であったリコーダーの魅力を
再度掘り起こしたリコーダーのための現代曲の金字塔です。

これはブリュッヘンの1967年の演奏↓↓


どの楽器もいっぺんに身体がいくつかのことをしなくてはならないと思いますが
リコーダーは実は息を吹くこと(太い、細い、速い、遅いなど)と
タンギング(舌を使うことで音が切れて音の長さを調節します)、
それから指の動き、この3つが別々に正しく機能してはじめて音になります。

それに実はリコーダーを吹いているとき、これは声を出しているわけではないので
息を調節すると、リコーダーの音と一緒に声も、出すことが可能なんです。
ワタクシはちょっと苦手・・・。
もちろんリコーダーで鳴っている音程とは別の音程で声を出すことができます。

この4つの体のことをばらばらに意識して書かれた曲、
それがこのベリオのジェスティ、まさにジェスチャーなんです。

ファン・ハウヴェ先生の演奏は上↑↑のブリュッヘンよりも
さらに奔放で、意味づけのはっきりした、でも即興でもあるような演奏でした。


そして曲名は失念してしまいましたが
この次はファン・ハウヴェ先生のために書かれた現代曲。

今年の11月オランダでのフェスティヴァルで初演予定の曲の中から
ひとつ弾いてくださいました。

光る点が鼓動するように自由に動き回り、
一筆書きのようにつづく線のようでもあり、
ミクロでマクロな宇宙的な、静かでありながらエネルギーをたたえ、
魂なのか、生き物なのか、星の動きかまたたきか、そんな曲でした。

素晴らしい曲でした。
ファン・ハウヴェ先生にぴったりだと思う。

また聞きたいなぁ。
ノヴェンヴァーフェスティヴァル、動画とかでアップされるといいなぁ~。


この次は私のもっとも好きな曲、
クリストファー・タイの「はやく座って」。

ルネッサンス時代に書かれたこの曲は本当に美しく、
静かで複雑で、思い出すような、遠くを見るような
そして星へ語りかけるような
もっともっと自然と宇宙と人間が近かったときの音楽だと思っています。

好きすぎて何回このLP聞いたかわかんないくらい。

数学的な要素も多く含み、
楽譜を見ると3本ばらばらの調子で複雑すぎるけれど
最後にはちゃんと合うから心配しないで演奏するようにみたいな事を書かれているらしい(笑)

これはブリュッヘンとファン・ハウヴェ先生とケースブッケ先生の演奏で↓↓
私の持ってるLPと同じ演奏だと思うのだけれど


あの日のせいこ先生とダニエレ先生とファン・ハウヴェ先生の
あの演奏はこれ以上はないくらい素晴らしかった。。

号泣デスヨ、もう。
眼から鼻水が、鼻からよだれがうるさいってって思いながら
もうすするドコロじゃないので鼻かみましたよ。
すするよりは静かかと。

宇宙と人間とが自然に一体になって
美しい数列のなかのお互いが一部になって
それを構成する・・・そんな感じです。
ワケワカメでも許して・・。


そして次はヘンリー8世。
この前の「はやく座って」と同時代の曲デス。
やはりこの時代は人間と宇宙が一緒だった気がする。

でもこのヘンリー8世。
エリザベス女王1世の父ちゃんで世紀の残虐王で有名。

残虐王なのにこの美しさ!!カンケーないか。と言ったら
変態くらいのほうが芸術的に優れてるんだよ、と塩田に言われました。
なんのこっちゃ(笑)

相変わらず宇宙もの(私の中で)に弱い私・・・。
もう顔はグズグズでハンカチはびしょびしょ。
かばんの中は鼻噛んだティッシュでいっぱいデス。バッチい・・・・(冷汗)。


これでプログラムは終わりですが
アンコールはハインリッヒ・イザーク、

そして前にも一度聞いたことのある曲で
せいこ先生とだにえれ先生が交互に決まった3つの音を繰り返し、
その上にファン・ハウヴェ先生がソロを演奏するような曲なんですが

これも前に聞いたときより素晴らしすぎた!!

せいこ先生とダニエレ先生はずっと交互に3つの音を繰り返しているだけなんですが
その一つ一つに意味と言うか、響きと言うか・・・・
たった3つづつ、合計6つの音なのに土台であったり
和音だったり、流れていったり・・・

そしてファン・ハウヴェ先生はやはり即興のように自由なのでした。
伴奏とソロだったり、3本で同じ宇宙を見たり、・・・・。
素晴らしかった・・・・・。

そしてしつこく拍手をする私たちにもう1曲アンコール弾いてくださったのですが
曲名は失念・・。
興奮しすぎました・・・・・・。(恥)


それにしてもほんとうに素晴らしかった・・・・。
最後帰り際すこし3人のお顔拝見してまた泣きそうになっちゃったよ!

ファン・ハウヴェ先生に「エクセレント」と言うのがやっと。
案外しらっとしてらして先生は日本語で「ありがとう」とおっしゃってくださってたが
頭の半分はきっとビールを飲むことに犯されていたに違いない(笑)

そりゃ、あんな演奏したあとだもの!
すきなだけビール呑んでください!!って思った(笑)

人に聞くとあんがい私も「おいしかったです=!!」って言われたときの反応が
しれっとしてるらしい。。。
たしかにあ~私お疲れ様でした、ビールのも~ってなってるかも(笑)


下の動画は去年??かな?
今年かな?
オランダ国王のお誕生日を祝うコンサートで
ジャズやタップなどと一緒にファん・ハウヴェ先生が呼ばれて演奏した動画デス。

始終出てるわけじゃないけどぶっ飛んでる度が見れますのでどうぞ☆
大きいリコーダーやちいさいリコーダー、木の楽器もってる人が先生デス。
↓↓
http://www.npo.nl/koningsdagconcert/27-04-2015/VPWON_1236370


あと全然関係ないけどファン・ハウヴェ先生のこと調べてたら
2年前、2013年、私の好きな唐津の作家、中里隆さん(古楽好きで有名)のところで
演奏してる写真見つけてビックリした(爆)

いいなぁ~その場に居合わせたかった・・・・・涙。
http://ryutagama.com/161kai.html
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マリネされた本土鹿とpesce castagnaマナガツオ [食材ちゃん]

先生方のコンサートの感想(後半)はまた土日にかけて書きます~(汗)

さて、今日のオススメ

ジュニパーベリーと赤ワインとかとでマリネされた鹿君。
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野性味がありつつも焼かれたときの
このマリネに着いた香りがたまらんデス。

それから
天然のキノコで出汁をとって
別にウズラちゃんの出汁をとって
コレをあわせたところに

天然キノコとウズラのペーストをはさんだラビオリ。
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これもステキング。


それからぼけっとした顔のマナガツオくん。
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今日は贅沢して取っちゃった[黒ハート]

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マナガツオはイタリア語でpesce castagnaペッシェ カスターニャ。
栗の魚と書きます。

たしかに香りにナッツとかっぽい感じあるもんね。

これに胡桃とごぼう合わせてくですヨ~[黒ハート]

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2015.10.15ワルター・ファン・ハウヴェとせいこ先生、ダニエレ先生のコンサート(前半) [flauto dolceリコーダー]

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先週、15日木曜日、初台オペラシティの近江楽堂に
私のリコーダーの先生、田中せいこ先生とダニエレ先生と先生方の先生、
Walter van Hauweワルター・ファン・ハウヴェ先生のコンサートに行って参りました。

本当に!本当に!
素晴らしかった・・・!!!

ファン・ハウヴェ先生は前回お見かけしたときよりすこし痩せてらしたけれど、
相変わらずどこか飄々としてらして
でも中に高熱で燃える恒星のような光を持っているような印象です。


最初の曲はヨハン・マッテゾン、3声のソナタ ト短調。
せいこ先生とダニエレ先生とファン・ハウヴェ先生のトリオです。

最初の一音目を聞いた瞬間から
あっ!って思いました。

あまりにもppピアニッシモ。
ほんとにリコーダーで、3本鳴っててびっくりするくらい小さな音。
クラシックギターのppくらい小さい。

吸い込まれるような響きです。

前回のファン・ハウヴェ先生のコンサートとかって
もっともっとこの近江楽堂の中を音が飛び回り、圧倒されるような
音の響きとスピードの中にいるような
もしくはホールの上から音楽が降ってきて満たされるような
そんな感覚でしたが
今回は光に吸い込まれるようでした。

そして最初のマッテゾンから泣きそうになっちゃった・・・。
自分的にはこんな最初っから泣いちゃったら最後どうすんのよ、アタシ、 と突っ込みをいれずには入れません(笑) 落ち着け、落ち着け・・・・化粧が落ちるぞと唱える・・・・。


次はファン・ハウヴェ先生独奏で
アウレリオ・ヴィルジリアーノのリチェルカーレ。
イタリア語でricercare=Ri(再び) cercare(探す)という意味です。 この曲は前にも先生の演奏・・・聞いたことがあったような・・。
リチェルカーレはこのあとバロック時代にはフーガという技法へと移行していきます。

この時代はルネッサンス、rinascimento=ri(再び) nanscimento(誕生)という
中世に対しての新しい動きのあった時代。
器楽のための曲、というのが書かれ始めた時代でもありました。

つまり、まだまだ音楽のルールが定まっていない時代。
この曲はジミ・ヘンドリックスのように自由で(ファン・ハウヴェ先生談)
名人芸を披露するようなところもある曲です。

先ほどのトリオと違って最初のテーマから見せ付けるような、
まるで野ッ原で決闘でもするんじゃないかのような
ぶっ飛んでるような響きとパワーで圧倒されます。

ファン・ハウヴェ先生の演奏はまるで今先生が即興でその曲を作ったかのような勢いと
自由さ、曲を支配している・・ということなのか・・・・?

テーマが複雑に繰り返されたり、かと思ったらどれだけ速弾きナンダヨ!!ってなったり
急に広くゆったりするように歌いかけたりとまさに名人芸のオンパレード。

ただただ圧倒される、演奏でした。


そしてこのあとはバロック、つまりルネッサンスのあとの時代、
それももっと音楽のルールがしっかりとつくられた時の
テレマンの無伴奏バイオリンのためのファンタジアでした。 テレマンのファンタジア大好き

ファン・ハウヴェ先生の演奏は「フルートのための」はいくつか聴いたことがありましたが
「ヴァイオリンのための」は初めてデス。

この曲自体は何回もグリューミオーやヒラリー・ハーンの演奏で聴いていて
とても美しく好きなのですが
どちらも演奏じゃなくて曲に対するイメージがよく似ている印象。

ファン・ハウヴェ先生が弾くとぜんぜん違う!!
ずっと力強く、大地のエネルギーを感じ、宇宙的で複雑!

はじめて聴いた曲のようでした。びっくり・・・。


そしてルカ・コーリのイン・ノミネ。
この曲はせいこ先生とダニエレ先生のために書かれた曲です。

現代作曲家のルカ・コーリ。
前にもこの曲とトリプルムという曲の先生方の演奏会があったのですが
そのときはその日すでに予約が入っている日でいけず・・・・
今回はじめて聞きますがとても聴きたかったた曲のひとつデス。

イン・ノミネとはグレゴリオ聖歌の旋律に基づいて書かれていて、
そのひとつの旋律がなが~~~~~~く引き伸ばされ、
その上に元の曲とはまったく関係なく構成されたルネッサンス時代の作曲です。

そしてこの曲、「二人のリコーダー奏者のための」曲なんですが
リコーダーはなんと4本以上使います。
しかも4声、つまりいっぺんに一人で2本吹く×2という大技を多用しています。

なんでもピタゴラスによるテトラクテゥスという宇宙を作る1・2・3・4の数字に基づいて
作曲されているそうです。
これがリコーダー奏者2人×2本=4本→一人1本+一人で2本=3本→
そして一人一本ずつ=2本(デュオ)→最後は2本ですがユニゾン=1になっていくという・・・。

わたしとしてはルネッサンス時代に作曲された普通の(と書くと変だけど)イン・ノミネも
非常に数学的な印象を受けていたので本当に楽しみにしていましたが

やはり素晴らしかったです。
すべての星を観きらないように、最初はたくさんの響きと流れからはじまり、
一つ一つが独立しているようで関係しあうような、
こっちで星座を探してたはずなのに、流れ星とかに気を取られたりするような
そして最後はだんだんとひとつのちいさな宇宙を見るような
そんな感じでした。

ぜひぜひまたこの曲を先生方に演奏していただいて
もっともっと回数をかけて聴きたい曲です。


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