仲良くなりたい、孤独で賢い美人ワイン、ブエナ・ピンタ

最近飲ませてもらったワインの中でも
なぜか気になるのがブエナ・ピンタBuena Pintaという彼女。

ボトルの口開けは静かで
さっぱりと飲みやすく、気の置けない地元用のテーブルワインかとも思ったのですが

何日かたってからの美味しさがすばらしい！！

バラのような香り、ピンクが買ったつやのある美しい水色。
写真は失念・・・・・
鳩のような紅い肉の香り、
エキゾチックなカカオバターやバナナのような
トロピカルな油分の豊かな香り。

芯にはすこしクローブや
山菜にあるような品のいいタンニンを感じます。


女性でいったらムンとした健康的な色気があるけど
いやらしくなく華やかさと上品さももつ美人でかしこい。

賢さが品につながっているような気がします。

この赤い肉の香りと南国の油分の香りがスペインらしい。
健康的で色気がある。


でもこのワイン、不思議なのが
飲んだらさみしいの。


色気もあってわりと気さくで
話も上手で感じよくて美人なのに
どこかすっごい仲良し＝＝＝＝＝!!!みたいにはなれない。

賢すぎるんだな。

頭よくてみんながどうしたら喜ぶかを分かってて
それにつきあってくれる。

でもみんなのなかにあって独りでいる。
孤独っていうのはみんなの中に居るときこそ、なのかなと思う。


ぐるぐるとスワリング（グラスを回して空気とワインを混ぜる)をして
何口か飲んでいるうちに
彼女がすこしこっちに(笑)慣れてくる、ような気がする。


こっちからも仲良くなりたいの!!とは思ってても口にしないで
静かに彼女を観察してみる。

何が好きなのか、何を考えているのか･････。


グラスのお尻(最後の最後の部分)を飲むときには
すこし彼女がおだやかに笑ったような気がしました。




国際的な品種にとって変わられる中、
ブエナ・ピンタの造り手ポンセは
昔ながらの土着品種で頑張っています。

うう～ん、スペイン語わからん(笑)

まじめでいい人そうだ。

すっごい熱そうだけれど葡萄も造り手もワインも頑張ってんだな。


ブエナ・ピンタBuena Pinta。
直訳すると美しい見た目。→つまり美味しそうだねの意。

彼女に敬意を表して
鳩のラビオリに南国の香りをつけようと思います。

タグ：スペインワイン ブエナ・ピンタ

好きなまかない☆江戸料理豆腐麺

先週金曜日?土曜日?は私の好きなまかないでした。

豆腐麺!!

にゃーーー！！

江戸料理で豆腐百珍にも載ってます

完本 大江戸料理帖 (とんぼの本)

• 作者: 福田 浩
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2006/03/23
• メディア: 単行本

豆腐百珍 (とんぼの本)

• 作者: 福田 浩
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2008/01
• メディア: 単行本

なんてことない料理ですがかなり美味しい
豆腐好きとしてはLOVEいです。

水気を切った豆腐と
小松菜（他の青菜でもあまりがちな蕪菜もOK）
素麺ですね。
ちなみに素麺は日本で最も古い麺類。

中華なべにごま油を入れて
青菜をいためて醤油で味付けして
豆腐を崩しながら入れて
素麺を最後に入れていためる。

これだけ。

お好みで胡椒をどうぞ!

シンプルで美味しいよな～

それと豆もやしとビーフンと鶏ひきの炒め物。
これも私のもやし好きを満たすため。ぐふふ。
トウチジャンと豆板醤で。
なぜならその調味料がそこにあったから(爆)

そしてハタハタの煮付け。
お酒たっぷり醤油とみりん。
これは塩田の欲望を満たすため シミズヤ(近所のスーパー)で5本で250円くらいだった

だいたいいつもこんな感じデス。

和食屋さんは洋食のまかないが多いって聞くけど
うちは圧倒的に和食が多いな～。
たまに中華。

なぜかイタリアンのまかない予定の日は
遅くなって食べられないことが多いの。。。


あまりものの使い道に困ったりしたら
コメントに書いてくださればいつでも相談にのるわよ～

タグ：江戸料理 豆腐百珍 豆腐 まかない

今日のめにうはこんな感じ

大雪で大変な農家さんが心配ですが
国産のホワイトアスパラも出てきました。

これを葉玉ねぎやちびフェンネルと紙に包んで
立てて焼きます

時間はかかる料理だけれど
中が程よく蒸し焼き＆
下はしみしみ、上はよりフレッシュな
グラデーションになります


そして縮みほうれん草や
いのししホホ肉

冬の味もまだまだ健在

今日のメニウはこんな感じ。

ほんとう、農家さん、心配だな～。
かなり厳しいってfax来た。

タグ：ホワイトアスパラ

ザッハLOVEザッハ

バレンタインチョコをいただきました
あ、わたしでなくて塩田です(笑)

ザッハトルテ～

ル・プチhttp://www.le-petit-poisson.com/のまこちゃんから

ザッハトルテはオテルザッハのが正統派でほんと美味しいんだけど
マコポのもすごい！！

生地→杏ジャム→生地→杏ジャム→生地

噛むと心地よい酸味が
そしてこれは上のチョコのグラサージュが
糖化しててちょっとざりざりするのがまた、生地とあってて美味しいのよ～

この糖化は一生懸命チョコを練るしかないのだって
大変

ほんとうにおいしくってあっちゅうまになくなりました。

塩田からはまこちゃんMOF(ほんとうはフランスの人間国宝みたいなヤツ)をもらってました
aoMori Oishii Funfun・・・・・・。

オテルザッハのより繊細で上品!
日本人ぽい感じ！

煎茶や抹茶もあいそう

また食べたいわ～

ホワイトバレンタイン

ゆ～きやこんこん♪
今日もまた、雪デスね

でも今日はバレンタイン!!
雪が降ってホワイトバレンタイン
本当は昨日の夕方まですっかり忘れてたけど

と、いうわけでチョコデス。
おトリュフチョコです!(爆)

材料はコチラ!

チョコ　100g のんとろっぽはもちろんヴァローナexビター口どけも香りもスバラシス
生クリーム＋おトリュフオイル　50cc　イナウディのオイルは香り最高!!LOVE
バター　15ｇ

ん？材料に本物のおトリュフ薫るおトリュフオイルが入っている
ここがポイント

愚か者デス
でも
もちろんなくてもつくれます

湯銭でとかします。
沸騰したら火からおろして溶かしてね
火が入るとまずくなりマス

このコツはへらで練ることと
しっかり乳化させることデス。

熱々のチョコに冷たいバターを入れて溶かします。

乳化するときのコツは一気に全部しないで
端っこでくるくる。

乳化がきちんとできるとつやつやになってすぐわかるので
そしたら全部にまぜましょう。

もうひとつはウマくいかなそうなら
8の字を書いてまぜてみてください。

バターが混ざったら生クリーム

端っこからくるくる

ある程度まざったらまた残りを追加

全部入れ終わると温度もだいぶ下がり
ちょっと固くなります。

そしたらラップを敷いたバットに広げて
室温で結晶化しましょう。
急いで冷蔵庫に入れるとただ固まるだけで
くちどけがよろしくありません。

きょうなら寒いからほっといてもいけるさ！

かたまったらあっためた包丁で切り分けて
ココアまぶしてね


・・・・・・というわけで今日はオレ様から
のんとろっぽにお越しの方には
本物のおトリュフ薫るトリュフチョコを差し上げます

なくなったら終わりよ～
はやいもの順デス

タグ：チョコレート バレンタイン トリュフ ヴァローナ

雪国の気分で

東京もすごい雪デス。

我が家からの雪景色(笑)

東京都デス
店からそんなに離れてないのにこの田舎っプリ☆


こういう日はむしろ雪国気分を満喫したいものデス。

なので突き出しはチロル風のキャベツのスープ

こういう地方料理を作るときの
もっとも大切なコツは
その地方の人の気分になることです!

寒くて、雪で、山の中で
あったかくてとろっとして暖をとりたい。

油分やチーズでお腹をあっためたい！

必然とレシピの意味が身体に入るようです。


こんな日なのにご予約してくださった方、
最初はこれであたたまってね

タグ：キャベツ スープ 雪国 あたたまる

ときにはやっぱりダージリン

寒いデス、寒いデスネ

最近寒い日が続くので
ミルクチーやチョコレートばっか飲んでたけれど
やっぱりダージリンが好き

今日は大倉陶園で
すこし青いぬらっとした肌が
お茶の液面もさらに美しく見せます

今日のお茶はネパールとの国境近くのタルボ農園
Moon Light DJ-60

口に入れるとやわらかい草花の香り。
とろりとした口当たりに澄んだやさしい風。

清らかな美しい水の様でもあり、
とおくから花の甘い香りが優しく香ります。

わかわかしい草花の酸味がかるく
余韻を軽やかに閉めてくれます。

・・・・・ああ毎日こんなの飲みたいな～・・・・・。

これからくる春の日をとおく夢見るのでした。

明日は大雪だってさ!

みなさまも天気予報見てビツクリなさったことでしょう！

家にテレビがない私は
出勤してはじめて明日の大雪知りました(汗)
ガボン

でもでも冬の名残と
というか大雪だけど
春の始まりを縮こまって楽しみたい!

うちの目の前の梅の樹はばっさり切られちゃったし････(涙)


冬の名残は霞ヶ浦の窒息鴨くんの手羽の煮込み･･･。
これには下仁田ネギと金柑を

丹波笹山のいのししのホホ煮込み・・・・。↓↓

脂とゼラチン、赤身のバランスがステキなのよ?

そして超!!走りのグリーンピース・・・。

この小粒のときのプリッと感が最高なの～

もっとあったかくなったらぐぐっと甘くなるからそれも好きなんだけどね。

最後はアマーロ(イタリアの苦いという名前のリキュール)か
ヴァン・ドゥ・ナチュレエル(フランスのちょっと甘いワイン)

最後に呑みたいな～、私が(笑)


のんとろっぽにきたら
自宅のおこた気分でまった～りしてってね

タグ：いのしし ホホ肉 煮込み グリーンピース 鴨

ランプシェードもつくってみる・・・・。

最近行くようになったvineria Hiranoさんに行くと店がおしゃれでステキ
http://www.vineriahirano.com/home.html

あんな風ならいいなと思うけど
でも店も家もまじめでかたくて色気がない(爆)
・・・・気がする・・・。

写真とか、動物とか置いてんだけどな(笑)
家の場合は主に本棚とレコードとが
男っぽいのか･････?

vineria Hiranoさんのとこは
明かりもほんわりステキ
真似っこしたい！

でも貧乏性････。
基本的に家にあるものでなんとかしたい・・・・。

というわけで今度はランプシェードもつくってみる!
ヨシ！

コチラを参考にしました↓↓
https://www.dropbox.com/s/hwuc0pgtkh627sc/origami%20lamp%20tutorial%20English%20version.pdf


紙は私のお絵かき用の和紙デス。
上のPDFより半分のサイズで作りました。

17.5×50×2枚デス。

まず2.5cmずつ谷折。

その後斜めに全部山折。ｐｄｆ参照。

その折癖のまま中折れにして行きます。
とこうなるはず。

これに目打ちで穴を開けて
店に目打ちがないから肉用の金串で開けたんですが

2枚をつなぎ合わせるとこんなかんじ。

この穴に糸を通してすぼめて出来上がりデス。
店には肉用のタコ糸しかないので代用(爆)

糸が内側に来るようにすると目立たなくていいと思います。

手前がかぶせる前。
奥が作成後。

どうよ？(爆)

近くで見ないでね(爆)

タグ：ランプシェード 折り紙

案外ガランティーヌとか好き

最近ちょっと盛り付け上手になってきた気がします!!
ムッフ＝＝！！

小鯛とりんご、蕪のマリネでごじゃる
ひらひらのマリネされたリンゴとかぶと
しっとりの小鯛

春ね～


今休ませちうだけど埼玉産のウズラちゃんも
前菜でお目見えヨ～

案外こういわゆるガランティーヌとかテリーヌとか
フランス語で言うところのショー・フロワ(温冷という意味)って
大好き


ごりごりの白ワインも
香る赤ワインも
しゅわっとしてもよく合うと思うわ～

タグ：ウズラ 小鯛 ワイン